縁結びの神様

いま日本中で縁結びに神様が減ってきておりまして、絶滅の危機に貧しているようなので有りますが、皆さんはお気づきでしょうかね?

西洋では愛のキューピットとか呼ばれている想像上の弓矢を持った羽の生えた幼児ですが、日本の縁結びの神はちゃんと実在する神様でありまして、江戸時代は長屋の大家さんの姿に化けている事が多かったようですが、その後も近所のお節介なおじさん、おばさん又は会社の上司などに宿って縁結びを行っていたのですが、個人情報保護は厳しくなるは、隣近所の付き合いは希薄になるは、会社の上司が部下のプライベートに立ち入るとセクハラで訴えられてしまったり、すっかり縁結びの神様の居場所が無くなってしまいまして、仕方が無いので結婚相談所に集団で避難してしまったようですね。

※一応日本中の神社の中には縁結びの御利益があると標榜する、千葉県の縁結び大社とか、箱根の九頭龍神とか出雲大社とか栃木県の佐野厄除け大師とか東京都でしたら大國魂神社などが縁結びの神社って事になってしまうと思いますが、江戸時代の長屋の大家さんやお節介な叔父さん叔母さん、昔の会社の上司の力には多く及ばないと思います。

聞くところによりますと、昔は身の回りにいた縁結びの神様は別に独身者がお願いなんかしなくても、自分の身の回りの独身の適齢期の男女をあらゆるネットワークで探し出して、まるで我が身の事のように強引に神通力を使って?強引とも言える手法でカップルを作って結婚させていたそうで、腕利きの縁結びの神様にもなりますと20組、30組の成婚数なんてのは結構有ったようですね。

まあ狭い範囲での強引な手法をとる縁結びの神様に問題が有った場合も有ると思いますが、なにせ独身者にとっては勝手に世話を焼いてくれて費用もかからない(根本的に神様は現金を必要としませんからね)、気の弱い人には力強く強引に縁談をまとめてくれちゃったりするのですから、現代の結婚難民の目から見れば有りがたい存在だったのではないでしょうか?

ただ私自身が縁結びの神様に立候補する気があるかとか、復活の兆しがあるかって聞かれましてもそれは無理ですって答えしか頭に浮かばないので有りまして、将来を考えましても縁結びの神様が生息できる場所は益々減ってくるでしょうね?

追伸
その昔、桜田淳子さんと勅使河原さんの結婚で有名になりましたが、合同結婚式と言われるやつが日本中で大きな話題になりましたが、あれって未だやっているのでしょうか?