恋愛におけるフレーミング効果

無理だと思う行動が無理じゃなくなる話

詳しくはノーベル経済学賞を受賞した心理学者のダニエル・カーネマンが提唱した「フレーミング」を検索するなりして頂きたいと思いますが、悪い例えでもよく使わるようなフレーミング効果は恋愛に当てはまるところが大きいと思うのです。

簡単に説明しますと、ごく小さな違反をしてしまったとするじゃないですか?

始めのうちは「ありゃまずいことしちゃったなぁ」な気持ちが有るのですけど、その小さな違反を何度も繰り返して、誰にも咎められない状態が続くうちに、気持ちは違反が違反じゃ無くなって当たり前の事になっていきます。

やがて小さな違反から、もう少し大きな違反へステップアップみたいな効果なのですが、けっこうこういうのは誰にでも普通に有りますよね。

話を恋愛方面にもっていきます。

例えば彼氏(彼女)いない歴30年の大ベテランで異性の友達はおろか、ここ10年は異性とまともな会話したことすら無い状態だとしましょうか?

この方にですね、いきなり合コンでも婚活パーティーにでも出かけて行って、気になる女性がいたら積極的に声をかけなさいとアドバイスしたらどうでしょうか?

たぶん言われた本人はその瞬間に”自分には絶対にできない”と確信する事でしょう。

いくら驚きの白さ!・・じゃなかった恋愛テクニックを伝授して、事前に何度もリハーサルを繰り返したとしても、心のハードルが大きすぎてしまって出来ないと思います。

では手の届く範囲のところから例えば職場でも何でも、顔は知っていて名前くらいはお互い知っているけど、挨拶も一切したことがない彼女に対して、朝会ったら軽く会釈するだけをするアドバイスならどうでしょうか?

まぁ会釈くらいなら出来るでしょうね?

それを毎日繰り返していくうちに別に異性に対して軽く会釈するくらいの事は本人にとって当たり前の行動になりますから、それが出来たら次は声に出して”おはようございます!”は次の克服できるステップになりますよね?

さて、もうお分かりのように全く水にも入ったことがない人に泳げと命令しても無理なのでありまして、先ずは顔を水につけるところからスタートして、一歩また一歩進んでいくうちに、泳ぐのは当たり前に出来る行動になるわけです。

ですからね、いま彼氏募集中または彼女募集中の貴女も、どこかの恋愛コーチが言っているように魔法のように恋人が出来る行動や方法は取れないとしても、それに通じる道はすぐ間の前に有るのですよ。

それを見ないで遥か上の方を見ていても、そう簡単には恋人を作ることも結婚相手を見つけることも難しいと思うのです。