低収入と結婚の障害(年収400万円の壁)

結婚難民問題は経済問題

20難前と比べて女性が結婚相手に望む事の中で収入に関する事を重要要件にする人が増えていると感じます。

これは長くデフレ経済が続いて右肩上がりに給料(年収)が増加していくという、当たり前のことが崩壊してきてしまったからでしょう。

将来の年収アップが不確実なのですから、今現在の収入を重視するという気持ちは理解できます。

年収400万円の壁

結婚相談所で自分のプロフィールの年収欄に390万円と書いてある場合と年収400万円と書いてある場合と年間で10万円の違いですし、手取り年収にすれば誤差の範囲のようなものなのですが、年収400万円の壁というのは、それなりに高いようですね。

年収300万円では結婚相手を探せない?

私が結婚適齢期だった今から30年前というのは、結婚年齢が今よりも低かったというのも有りますし、まともな就職が誰でも出来て正社員として働いていれば自然と年収が増えていく事が当たり前の時代でしたから、二十代の若者が年収200万円台で結婚して貧しい新婚生活を送るというのは当たり前の時代でも有りました。

結婚当時は低収入でも毎年昇給してやがてマイホームを購入する人が多かった良い時代でも有りました。

では今の時代(2015年)において年収300万円台やそれ以下の収入では結婚できないのでしょうか?

確かに年収500万円以上の人に比べたら不利な面も大きいことは間違いありませんが、ここで低収入の人ほど自分の考え方が大切になってくるのです。

今の自分が一年後も同じままの自分と考えるほうがおかしいのです。

詳しくはホメオスタシスとメンタルブロックに書きましたが、結婚相手を探すにしても仕事で多くの収入を得るのも、今の自分は成長が止まってしまっていると思っていると、貴方が思っているとおりに一年後も十年後も低収入のままで、年齢が上がってくるに従って結婚相手の希望における収入へのハードルが上がってきますから、結婚もできなくて今のままの独身貧乏男が一人いるという状態が出来てしまいます。

自分がこんな低収入で彼女の一人もいないのは絶対におかしい、一年後には年収100万円アップさせて彼女を作って結婚する!自分には出来る!何故ならば毎日成長しているからだ!と心から信じないと、年収アップへの行動も結婚相手を見つける行動も出来ないから、今の現状はどんなものでも先に心の状態をプラスに持っていかないといけないのです。

婚活コーチングがいつの間にか収入アップのコーチングになった話

某アパレル小売店で働くAさんの話です。

もうすぐ30歳に手が届く青年なのですが手取り給料は20万円弱、ボーナスは30万円ほどで年収は300万円代後半で結婚はしたいけど、共働き前提でないと結婚できてもその後の生活は苦しいものになるという状態でした。

結局彼は転職を決意して仕事を続けながら転職活動三ヶ月で収入の高い職場に転職する事に成功して、結婚相手探しのことを忘れて転職先で一生懸命働いていたら彼女が出来て交際中との事です。

私もサラリーマン時代は営業所長など管理職を長くやっていて採用面接を何十回もしてきましたから、婚活コーチングのはずが気が付いたら転職コーチングになってしまっていたという事も有りました。

高い収入を目指して一生懸命働く男に女性は惹かれる

これは絶対に間違いないです。

ですから低収入で結婚できないとか諦めてしまったいる方は、結婚願望のほうは潜在意識に預けておいて、年収アップを目指すというのも一つの婚活の方法なのかもしれません。

低収入と結婚と

国民全員に一定額の現金を配るベーシックインカムの議論が始まりつつ有りますが、会社は定年まで面倒を見てはくれないと思っていた方が良いですし、独身で生活するのも大変なのに結婚して子供を育てるなんてのは経済的にも考えられないって人が今の日本では増えているのではないでしょうか?

日本には貧すれば鈍するとか、衣食足りて礼節を知るなんて言葉が有りますけどやっぱり女性の場合はさておき男性社会人の場合は一定以上の収入が有って、将来も収入がある程度は予測出きませんと、やっぱり結婚する相手がいるとかいないとかの前に結婚そのものを考えられない状態になるのでは無いでしょうか?

なんとなく昔を思い出しますと、若いときはお金を持っていないのは当たり前で新婚時代は貧乏するのは誰でも経験することで、それでも二人で力を合わせて頑張れば、必ず道は開けるって雰囲気が全体に有ったと思いますし、経済も成長していて常に労働力は不足気味で労働者の賃金は基本的に右肩上がりが基調でしたから、低収入状態で結婚してもなんとかなる情勢だったと思います。

会社の給与体制も正社員で働いている場合は結婚して配偶者が出来れば配偶者手当が何万円か給料に上乗せされまして、税金が下がって手取り額が結構増えましたし更に子供が出来ると扶養手当も加算されてほんとうに結婚すれば手取り額が数万円単位で増えてなんとかなった労働者が多かったと思います。

まぁその昔は従業員は人材であって、安心して結婚して子供を育てる生活基盤をバックアップしてあげることで定着率を高めて離職率を下げて、結婚も会社に対する帰属意識を高めるような役割が有ったと思うのですが、いつの間にか使い捨ての労働力のように従業員の事を考える企業も増えてきたようですから、結婚難民とか少子化とか低収入で結婚なんて考えられないって人が増えてしまった気が致します。

そんな状態なのに子ども手当なんて形でお金を配りましても、その前に結婚を考えられない人が増えているのですから子供手当の財源確保で、独身者に増税にでもなってしまいましたらまずます結婚なんて考えられない人が増えてしまうのでは無いでしょうかね?

もちろん右肩上がりの経済成長に簡単には無理なのですけど、低収入で結婚したとしても必要最低限の生活の維持ができるだけの社会のセーフティネットが構築されていないと、結婚できない男女はどんどん増えて、子供も人口も減少いたしまして日本は益々衰退してしまうのでは無いでしょうかね?

低収入だと結婚できない?

厚生労働省の発表によりますと(本当はもっと細かく詳しく調査されていますが)非正規社員と正社員では結婚した割合に倍の違いが有るって事で、勿論のこと結婚する(出来る)割合が高いのは正社員のほうで安定した雇用と高めの収入によって、結婚難民になる確率が低いって事なのだそうです。

まあ不景気は現在進行中ですし、当分の間は景気の良くなる気配はありませんし仮に景気が良くなったとしても、その姿は多分更に社会の二極化が進んで一部の富裕層と一部の企業(法人)が利益を独占してしまって、その他大勢の落ちこぼれ(貧乏人)が生まれた社会になる可能性も少なく無い訳ですから、いくら子育て支援をしようと、結婚できる人が減少してしまうようであれば、更に少子化は進んで滅亡って事になりかねないですよね。

そりゃま貨幣経済が発達した現代ですから一定以上の収入を確保出来ていないと、子供を作っても学校にも行かせる事が出来ませんし、金の切れ目が縁の切れ目とも言いますが元々金がないのでしたら縁も何も出来ないって解釈できそうなので有りまして、これでは少子化対策の効力を上げる事は難しそうですよね。

ただね、不思議なのは人口がどんどん増えて逆に困っている位の国や地域ってのは、基本的に発展途上国などの貧しい地域が中心でありまして、先進国はおしなべて少子化が進行中なのでありますが、低収入の人間が増えて更に少子化まで進行中って事はもしかしたら最悪の道を我が日本は歩んでいるのかもしれないですよね。

まあこの手の問題では個人で低収入でも結婚する方法を考えて実践致しましても、学校に満足に通えない子供の大量発生ですとか、離婚率の上昇とか色々な弊害が出てきてしまうと思いますので、本気で少子化対を有効なものにしようと考えるので有れば、18歳までの育児手当の支給と増額ですとか、義務教育の完全無料化(給食とか教材費も含めて)くらいのことを行って、とにかく結婚して子供作っても、なんとか成人まで責任が持てるって状態に致しませんと、特に非正規社員の方は怖くて結婚なんて出来ないですよね。

なにせ今の社会情勢では非正規社員で働いていたら、結婚できないに近い社会情勢に向かって言っていますからね?

日本は気が付いたら社会のセーフティーネットはとても貧弱でしたからね。

追伸
結婚難民の問題も少子化の問題も社会の二極化の問題も貧困の問題も全て絡み合っているのは明確な事なのは、ほぼみんなが分かっている事ではないかと思いますが、では解決策を出そうとしても即効性のある解決策は出せないのでありますね。

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