夫婦二人でかかる生活費のシュミレーション【女性向け恋愛コーチング48話】

前回のお話:貧困男子と結婚【女性向け恋愛コーチング47話】

(もし二人がまだ30歳前だったら経済的なことなど全く考えないで、このまま交際を続けていって結婚について考えれば良いのだけど、元さんは私より現実的でしっかりしているのか、恋煩いにかかっていないから冷静なのか、それともやっぱり私が40過ぎているから時間がない私の事を思ってくれているのか・・)

元と別れてまっすぐ自分の部屋に戻った夢子は、大慌てで作ったサンドイッチの残骸を片付けながら、一応言われたとおりに仮に結婚したとしての家計について考えてみることにした。

ただ生活が成り立たないとはっきりしたら、交際を打ち切ってしまうという考えは一切なくて、今度会ったときに聞かれてもある程度は、答えられるようにしておこうという程度の話もしくは、大丈夫である試算を出して安心したいのかもしれなかった。

だからシュミレーションは30分以内でやってしまって、週末に振る舞う夕食の献立を考えようと思った。

結婚後の家計シュミレーション

最低限の生活費

シュミレーションは元の給料の事は考えないで、とにかく最低限幾らの現金が必要なのかを考えてみることにした。

住居

スマホを取り出して相場を調べてみることから始める事にして、船橋市内で2DK以上の物件を調べてみることにした。

夫婦二人暮らしなのでもっと狭くても良いのかもしれないが、年齢的な事を考えると直ぐに子供が欲しいところだし、妊娠してから引っ越しをするとなると余計な費用がかかるので、最初から子供が出来ることを前提にして、保育園や小学校が近くにあるファミリー向けの物件を探してみた。

色々調べた結果では最低でも8万円はかかるようだった。

食費

夢子は面倒だと外食したりコンビニ弁当を利用することも多くて、家計簿を付けていないので正確には把握できていないのだが、月に5万円程度はかかっているようで、結婚したら節約するとしても最低月に5万円は考えておいたほうが良いと思った。

(げっ!もう13万円!)

それに水道光熱費で月に4万円はみておいたほうが良いだろうし、元は外回りの営業マンで新規顧客開拓もやっているというから、年に何着かはスーツを新調しなくちゃいけないだろうし、自分の事まで考えると服飾費でもやっぱり月に3万円で考えると、既に20万円が必要という計算になってくる。

これに保険に入るとかたまには二人で外食するとか遊びの要素まで含めると、元の給料だけでは毎月赤字の家計になることは明白だった。

共働き前提の結婚であれば夫の収入で生活費を賄って、不足分や遊興費を妻の収入から支出するという計画も立てられるのであるが、子育てまでを考慮すると厳しい現実であるのは間違いなかった。

明日会社に行ったら育児休業の制度とか今勤めている会社の規定について調べてみようと思ったが、夢子の勤務先では女性は結婚したら寿退社するのが習わしになっていた。

「やーめた!愛や恋って言っても現実生活はあるわけで、やっぱり低収入ってのは厳しい!」

この件については今度の婚活グループコーチングで参会者やコーチのアドバイスを貰うことにして打ち切る事にした。

真剣に結婚の事を考えているのだったら、子供が生まれた後の事まで考えなくてはいけないのであるが、今それを考えてしまうと元との交際は諦めるという一択になる以外は考えられなかった。

予定通り30分でシュミレーションは30分で打ち切った夢子だったが、部屋にいると経済的なことをまた考えてしまいそうだったので、シャワーを浴びで本屋に行くことにした。

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