独身者は肩身が狭い?【女性向け恋愛コーチング33話】

前回のお話:お見合で成功する方法【女性向け恋愛コーチング32話】

婚活グループミーティング

二人目の婚活発表があっという間に終わってしまったので時間調整なのかもしれないが、婚活コーチがそのまま話を続けるようだった。

「個人的には結婚して子供を授かったからと言って必ずしも幸福な人生という事でも有りませんし、結婚難民と独身貴族という同じ状態でも180度ちがう表現があるように本人にとって必ず幸不幸を表すものでは無いわけですけど、男性は特にですけど独身者に対する世間の目が徐々に厳しくなってきているのが実情だと思います。

確かに最近の世間を騒がしている無差別事件の多くが、オタク独身男性が引き起こしているような報道がなされていますし、一時期は影を潜めていた独身者は半人前で男性の場合は出世に関係してくるのも紛れもない事実ではあります。

ところで皆さんは7040問題って聞いたことがありますか?」

誰も反応しなかったので全員よくわかっていないようだった。

「一昔前にはパラサイト・シングルという言葉が流行りまして、パラサイトつまり寄生という意味ですが親と同居して優雅な生活を送っている独身者を表しますが、それから10年以上の歳月が経過して、70代の親の年金で養って貰っている40代の独身者の事で、一部で社会のお荷物として認識されはじめています。

それを個人個人がどう考えるかは別にして、このままこの風潮が社会に定着していまいますと、40歳を超えて独身でいるだけで肩身の狭い毎日を送る事になっても、おかしくない方向に日本が進んでいるという風に感じています。

独身男性に限って話をしますと、非正規雇用で低収入で独身でこれといった技能がないと、正社員としての職を求めても独身であるという事だけで、本人の能力に関係なく不利な扱いを受けて、非正規雇用から中々抜け出せなかったりします。

非正規雇用ですと食べていくのが精一杯で結婚は出来ませんから、ずっと不利な状態から抜け出せないまま年令を重ねて、気が付いたら生涯独身の老人になってしまって、社会とのコミニュケーションも難しい状況で生きていかなければならない・・がとても身近に身の回りに存在している社会になってきているような気がします。」

独身者は肩身が狭い

「女性の場合は男性ほどではないにしても、やはり四十代五十代の結婚経験のない女性を見る目が厳しい方向に向かっているわけで、真剣に婚活に取り組まないと後で後悔することになる可能性が高いという事です。

これはものを売る営業の世界に例えると分かりやすいと思いますけど、お客様に買ってもらえないと売上ゼロで肩身が狭い事になるとい感じでですね。

婚活というのは自分を高く買って貰う売り込み側の立場と、素敵な男性を選ぶという両方の立場が同時進行しながら、本能的な感情まで絡んでくるわけですけど、こうやってここで話を聞いて頂いている間にも、全員平等に年を取っていっているという事ですから、結婚すると覚悟を決めたら全力で取り組む、諦めるなら覚悟を決めるで中途半端は一番良くないです。

いまみなさんは立派な四十代独身女性なのですけど、肩身が狭い思いをしている人は手を上げてみて貰えますか?なんとなくを含めてです。」

夢子を含めて全員が手を上げたのにはびっくりした。

「じゃあ頑張って結婚相手を見つけなきゃいけませんね?

これは何度も聞いていると思いますけど、婚活に成功する方法なんて山ほどありますから、方法がわからないという事はあり得ない、結局はやる気と行動力しか無いわけです。

私の話が長くなってしまいましたので、次の方に発表してもらいますね。」

次は夢子の婚活発表の番だった。

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次回:お見合い体験談の発表【女性向け恋愛コーチング34話】