お見合で成功する方法【結婚相談所体験32話】

前回のお話:他人の婚活体験談を聞く【結婚相談所体験31話】

お見合いに失敗

一人目のお見合いから順調にデートまで進んでいる女性に代わって発表する事になった女性は、うつむいて表情も暗く笑顔の片鱗もない様子から、きっと婚活がうまく行っていない事が発表する前から伝わってくるような人であった。

「こんにちは真理子と申します、先月の発表から今日で丁度一ヶ月になりますが、その間にこちらの斡旋で一人、それから他の結婚相談所のセッティングで二人とお見合いをしましたが、全て向こうからお断りの連絡を頂きましたので全滅なのが現状です。

インターネットの結婚情報サービスにも登録しているのですが、やっぱり年齢的に43歳という事もあって、登録して再夜の頃には何件か向こうからのリクエストがありましたが最近はさっぱり入って来ませんし、かなり条件を落として年収400万円以下の低収入で40才の人にリクエストを送っても返事がなかったのには落ち込んでしまいました。

今の気持ちを正直に話しますと、このまま婚活を続けても時間とお金を浪費するだけで、結局は結婚難民になってしまうのでは無いかと心配しています。」

もっと具体的に話を聞きたかったが話はそれで終わりになった。

(そんな暗い顔して自分に自信をなくしていたら、余計に相手は一緒になろうなんて思わないじゃん)

夢子はそう心の中で思ったが、自分もまだまったく結婚相手の目星すらついていない同類なのだから、自分からアドバイスする事は出来ないと思っていたら、最初に成功体験を発表した幸子さんが発言した。

「その気持はとっても良く分かります、私もそういう時期がありましたから。

40近くなって結婚を意識するようになって、見た目を今まで以上に気にするようにして、婚活コーチのセッションを受けたり自分なりに精一杯努力して、一応自分ではそれなりに自信を持ってお見合いとか婚活イベントに参加するまでは良かったのですけど、現実は甘くないと感じる事が次々と出てきて、一気に自信過失状態になった事が過去に私もありました。

高収入でハンサムとか一流企業に勤めているみたいな男性から良い返事が来ない場合でしたら、色々と理由をつけて自分を納得させて前向きに婚活を継続することが出来たのですけど、これは安全パイと言うか言ってはいけない表現ですけど格下婚みたいな人に相手にされないと、自分を納得させることが出来なくて気持ちを上に向けるのに苦労しました。」

お見合いから先に進めない理由

「これから話すことは婚活コーチの受け売りみたいな内容になってしまいますが、幾つかのポイントについてお話させていただきます。」

お見合い中は楽しそうに

「どうしても相手を観察してしまったり、結婚相手として考えるわけですから色々質問するのは当然だと思いますけど、自分でもやっぱり笑顔で楽しそうにしている人と、つまらなそうにしている女性と一緒に暮らそうと思わないじゃないですか?

ですから第一目的をお見合い相手と楽しい時間を過ごす事にしたほうが成功率が上がることは間違いないと思います。

逆に言うと少しでもつまらなそうにするのはNGで、事前に見ていた写真との落差が会ってがっかりなんて時も表情に出してはいけませんね。」

次への布石を打つ

「表現が難しいのですけど何か共通の話題が見つかったら、又会って話の続きを聞きたい素振りだったり、例えば釣りが趣味の男性とお見合いしたとするじゃないですか。

釣りが大好き釣りガールなんて人は滅多にいないと思いますけど、だったら今まで一回もやったことがないから今度連れて行って欲しいと言うとか、相手を理解しつつ積極的に次の布石を打つというか、次のデートのテーマを出してしまう位の布石は大切だと思います。」

自分の常識を疑う

「女性らしくは大切ですし美しくなって男性を魅了しなくてはいけないのですけど、おしとやかに控えめにでは、他の積極的な女性に取られちゃう確率が高いと私は思います。

私は婚活コーチではないので沢山知っている訳ではありませんけど、積極的な女と消極的な女では、やっぱり積極的な方が婚活に成功する可能性がとても高いと思います。

この辺りはもう少し詳しくコーチにお話頂ければと思います。」

話を振られた婚活コーチが後を続けた。

「婚活コーチとして話をしますと、結婚相手が見つからないアラフォー女性の方に対して、最初にするセッションというのは、持っている固定観念を消去して貰う事から始まります。

アラフォー世代って人格生成が昭和だった最後の世代ですから、女性から告白するのは男性からと比べて圧倒的に少なくて、今と違ってバレンタインデーが一年に一回の一大イベントみたいな感じで、ラブレターも相当勇気を振り絞らないと出せない時代を、生きてきたわけです。

はっきり言ってしまうと男も女も男女交際に関して今よりも敷居が高い時代を経て大人になった世代と言えます。

ですから相対的に言えるのが平成世代と比べて男女交際について保守的な世代ですから、常識を疑ってかかる事も時には必要だと思います。

はっきり言ってしまうと女性だからといって男性から誘われるのを待っているだけでは、チャンスを自分からどんどん少なくしているという状態という事です。

真理子さんはうまく行かなかったお見合いを振り返ってみてどうですか?」

「楽しいと思えた事は殆どなかったと思います。

けど楽しいとか楽しくないは、そういう風に思おうとして思えるのでは無くて、自然に感じることでは無いでしょうか?」

「確かにその通りだと思いますけど、女性はね全員女優の素質を持って生まれているんですからね?

その持って生まれた才能を生かさないと勿体無いと私は思いますよ。

それに最近とても感じていることに一定年齢以上の男女に対する社会の目が段々厳しくなって来ていますから、いま頑張らないといけないところに皆さんいらしゃると思います。」

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