他人の婚活体験談を聞く【結婚相談所体験31話】

前回のお話:婚活成功談を聞く【結婚相談所体験30話】

婚活グループミーティング

成功者の発表が終わり次はまだ結婚相手が決まっていない、婚活中の女性が最近の活動内容を発表してみんなでアドバイスをする形式のグループ婚活コーチングが始まった。

「ではこれから各自皆様の各同報告をして頂きますが、お一人おおむね5分程度でまとめて頂きますようにお願いします。

自分が婚活していた時に感じた事や、アドバイスが欲しいことなども一緒にお願いします。

ではこちらの愛子様から時計回りでお願いします。」

夢子は3番目の発表という事になった。

最初の発表者はそれなりのルックスの女性だったので、それなりの美人でも苦戦しているのか、これもメイクを落としたら並以下なのかなと思った。

「みなさんお疲れ様です、私は今日でこの婚活グループコーチングが6回目になりますけど、次は成功談の発表をする側になりたいです。」

6回という事は少なくとも半年は婚活を続けている計算になるので、人並み以上の容姿で三十代前半でも通用しそうな顔立ちなのにと思った。

「ではさっそく近況をお話ししたいと思いますが、先月この場所で皆さんのアドバイスを頂いた3日後に、3歳年下の男性とお見合いをしました。

お見合い相手はこちらの結婚相談所でセッティングして頂いた方で普通のサラリーマンです。

前回もお話しした事ですけどボディタッチとかこっちから積極的に一歩前に出るのが苦手だったのですが、このグループコーチングでお見合いに成功した人の過半数が、効果的にボディタッチをするのを聞きまして、そんな事でお見合いの成功率が上がるのなら、私も思い切ってやってみようって感じで、ファーストコンタクトから3分以内にボディタッチをしたのですが、何というかタッチダウン成功!みたいな感じでした。

でその結果ですがお互いにまず付き合ってみたいという事で週一回のペースでデートをする事になって、昨日が三回目のデートで千葉県にある東京ドイツ村に行ってきました!」

ドイツ村

参加者の中から小さな拍手が起きた。

(って事はアラフォー婚活はお見合いしてデートまでたどり着けるだけで拍手ものって事なのかしら?)

「また一週間後の日曜日なんですけど、相手の気持ちをはっきり確かめたほうが良いのか迷っています。

その辺りは成り行きというか、その場の雰囲気によると思うんですけど、相手の気持ちを確かめるときに、女性から言うときは何と言えばいいのか分からないので、アドバイス貰えればと思います。

お相手の男性は大人しくて消極的な感じの人なので、最初にボディタッチでうまく行ったので責の姿勢で次のデートでは、結婚の約束を取り付けたいと思っています。

何かアドバイスはありますでしょうか?」

そう言われても夢子はまだお見合いしてからデートまで行ったこともないわけだし、他の参加者もまだ婚約までたどり着いていないのだから皆黙っていた。

参会者から何も発言がないので婚活コーチが口を開いた。

「まず静かな場所で二人っきりになる事が必要だから、デートが遊園地だったら観覧車とか二人っきりになれる乗り物は後にするとか、楽しく食事をした後とかロケーションとか雰囲気がまずいちばん大切なんですよね。

そこで相手の目としっかり目線を合わせて告白するの。

その時に相手の手に自分の手を添えるのも効果的ね。

もし自分のメンタルブロックが外れていて、相手の事を好きだって思えばキスするのも有りだと思いますけど、大切なのは自分の恋愛ブレーキを緩める事なんですよ。

事前に心の中でシュミレーションを何度もして、私は大丈夫!きっとうまくいくって自分で信じられれば必ず成功しますからね。」

それで一人目の体験談の発表は終わった。

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